この冬はコロナの影響でスキー場もリフトなど閉鎖中。そしてこういう年に限って、雪がいっぱいだったりする。

リフト周辺やゲレンデの飲食店が密になるだけでなく、毎年スキーシーズンはサヴォワ地方(ピレネーもかな?)の病院は雪山から運ばれてくるけが人の対応で大忙しになることを考えると、今年は雪山での負傷者を受け入れている場合ではないだろうから仕方がないですね。

それでもスキー場によっては、「リフトは動いてないですが車で山の上まで行けます」とか工夫を凝らしてしのいでいる。あと、馬で引いてもらったり。スキー場側も、行く側もすごい執念だな…。

そのほか、そこまでしなくても良いけど、せっかく冬なんだし雪山でちょっと遊びたいという人々のために、雪山では、ほかのアクティビティを提案している。「かんじき」みたいなのをはいて雪山を少人数のグループで散策するツアーがこの冬の人気アクティビティになっている模様。

サヴォワの家からいちばん近いスキー場(小さいけど)の近くでも雪山散策ツアーのほか雪山ファットバイクツアーというのを見つけた。

ガイドさんとの集合場所は、ティピーでの宿泊と露天風呂(水着着用)、その他アクティビティを楽しめる「ティピー村」。

Village Tipi

Les fermes de Crolles – 73100 Le Revard

https://www.village-tipi.com

ガイドと研修生の若者が案内してくれた。

ファットバイク初体験

ファットバイクというのは、雪道などを安定して走れる極太のタイヤがついた自転車。そうそう、タイヤが「ファット」なわけです。これに初挑戦(今回も電動アシスタンス付きをレンタル)。ちゃんとこげるかなぁ…。

確かにこの↑タイヤが雪に食い込むので、雪の上でもいい感じに走れて面白いんだけど…

場所によって発進がちょっと難しい。勢いよく踏み込んだりせず落ち着いてゆっくりスタートしないと空回りしてうまく発進できなかったりする。こういうの、あせると余計にうまくいかないんだよね…。

そしてちょっと新雪が積もったところに入るとあっという間にバランスを崩す。だからうっかりコースを外れた途端に、ドスッと転んだりする。といっても岩山(?)とかアスファルトの路上とかで自転車で転ぶより痛くないし、スキーで転ぶより立ち上がるのが楽なので、まあ良いことにしよう。

あ、そうか、ガイドが通った轍を通れば圧雪されてて安心じゃん…ってところなんだけど、忠実に轍の上を通ろうと意識するとかえって難しい。マウンテンバイクのトレーニングで庭で細長い板切れの上を通る練習とかしてるけど、地味に難しいのよね。目線とか…。

雪の状態によってもすぐ難易度が上がる雪山ファットバイク。さくさく進んだり、転んだり、再発進をあきらめて発進できそうな場所まで押して歩いたりしながら、山道を3時間弱の間案内してもらった(1時間半の短いコースもある)。

終盤に林の中をぐるぐる回れるミニサーキットが準備してあって、そこでトレーニングができた。スマホで動画を撮ってもらえるサービス付き。もちろん、いろいろアドバイスとか、山&自転車関連のお役立ち情報も提供してくれる。おもしろい体験になった。

雪山とは言え、自転車をこいでいるとけっこう暑くなってくる。スキー用のジャケットのほうが良いかな、なんて最初思ったんだけど、たぶんスキー用のジャケットだと暑すぎるかも。ある程度防寒と防水対策をした自転車ファッションに、ニット帽などがあれば寒くはないと思います。

ツアーが終わった後は、ティピー村のテイクアウトのホットアップルジュースで一休み。

ホットアップルジュースって初めて飲んだけど、熱いリンゴ味にシナモンが効いててほっと一息つけました。

「あ~、そういえばこの感じ、何かに似てる…」と、ふと思い出したのは、日本のマクドナルドの熱々のホットアップルパイを冬の寒い中で食べるときの気分ね。あれ、たまに中身が熱すぎて舌やら唇やらをやけどするんだよね笑。でも実はけっこう好きだったわ。