私たちが事故に遭ったのは、7月最後の金曜日の夜7時前。金曜日の夕方というのは、ただでさえこれから週末にかけて物事が動かなくなる時期だというのに、それに輪をかけてフランスのバカンス期間が本格的に始まる7月最後の週末。
1年の中でもいちばんトラブル(事故だけでなく、病気、けが、家の設備の故障関係などあらゆる分野で…)を避けたいタイミングの1つです。
- このページにいきなりたどり着いた人は、事故の経緯はこちらの記事で読めます → 【フランスで運転】当て逃げされた?さてどうする?
- 事故の経緯の続きはこちらの記事 → 【フランスで運転】事故に遭ったけど CONSTAT AMIABLE って何?
レッカーには来てもらえたものの、修理工場がすぐに見つかるかがとても不安だった。
とはいえ、やはり物事が動かないフランスの週末なので、今私たちがあせったところでどうせ月曜日まで誰も動かない。私たちも週末は事故のことは放置することにし、サヴォワで自転車で出かけたりして週末を過ごした。スキーと一緒で自転車で山を走っているときって、何も考えなくて済む。
保険会社への事故報告はどうする?
週が明けて月曜日。先日記入したCONSTAT AMIABLE をさっそくPDFにしてメールで送り、すぐに事故の登録をしてもらった。そして原本を受領証付き書留で保険会社に郵送。
- 受領証付き書留についてはこちらを参考にしてね → 受領証付書留 Lettre recommandée avec Avis de Réception の送り方
自動車事故のCONSTAT AMIABLEは事故から5日以内に保険会社に送ることになっています。
2週間後に到着したから受け付けてもらえないとかいうことは無いと思いますが、もたもたしていても何か良いことがあるわけではないので、さっさと送るようにしましょう。
一方で車を受け入れてくれる修理工場も何とか見つかったようで、先日のレッカー業者から、受入れ先の修理工場に運び込んだとの連絡が来る。
保険会社から推奨店と言われた業者に私も自らいくつか電話したりしたものの、どこも夏休みだったり、空きが無いと言われたりしてどうしようかと途方に暮れていたので、何とか見つかってよかった。
保険会社によっても異なるのかもしれませんが、修理工場は保険会社の推奨業者に行くように案内されることが多いです。推奨業者でないと、修理費用の立替えが発生したりする場合があります。今回はアシスタンスサービスが手配したレッカーで運ばれているので、自動的に推奨業者に運ばれていました。
自力で運び込む場合は修理工場に予約を取り、調査の手配もしてもらい、調査当日の朝、修理工場のオープンにあわせて車を運びます(朝一が無理な場合は、修理工場に相談して前日の閉店間際に持ち込める場合もある)。
調査 → 修理
車が修理工場に着いたことを保険会社に連絡して修理工場に損害調査員を派遣してもらい、調査が行われた。ここまではけっこう早かったように思う。
が、ここで極めてフランス的な問題発生。
「部品はすぐに注文するけれど、そのあと3週間の夏休みに入るから、修理完了は9月になりそう」と修理業者。
あー、やっぱりそうだよね…想定内だけどね。8月のフランスなんてこんなもんさ。そんなわけで夏の間代車生活が決定 !!
修理中は代車があるんだから良いじゃん…ってところなのだけれど、我が家の場合、代車だと自転車を後ろに積めないという問題があり、夏休みに車に自転車を積んでどこかに行こうと言っていた計画が中止になった。
このほかにももう一つ、修理が9月にずれ込むとやや面倒な問題があった。それは次の記事で。