このとき買ったルピュイのレース Dentelle du Puy のバッグ、昨年の夏から夏専用で使っているけど、なぜか行く先々で褒められる。まあ、お世辞かもしれないけど、お世辞とはいえどのバッグでも褒められるわけではないので、お世辞でもなんでも人の目を引くバッグなことは確かだろう。

ル・ピュイのレース (Dentelle du Puy)

ル・ピュイ・アン・ヴレ (Le Puy en Velay) はレース編みが伝統工芸品として有名。

なんでそうなったのかは不明なんだけど、古くから巡礼への出発の地で多くの人が出入りする町だったから、どこかの行商人あたりから伝わったのではないかと言われている。手先が器用な婦女子たちが作るレースは爆発的に流行し、16世紀後半頃になるとファッションからインテリアまであちこちにレースが使われるようになった。流行り過ぎて17世紀には一時期レース禁止令まで出る始末。

そんなレース業界もその後機械化、工業製品化されていきますが、20世紀になってからはル・ピュイでは伝統工芸の保存のためにレースが作られ続けています。

何を買おうかな?

ル・ピュイ・アン・ヴレの3大特産品のうちの2つ、レンズ豆、ヴェルヴェーヌのボンボンはランチで試食したから、レースの方も何か試しておこうと思ってレース屋を物色。伝統工芸の保存のためにも協力したいし。

店内にきれいなレースが数々展示されているけど、花瓶敷きや、ピアノの上とかに載ってそうな敷物系は、我が家では微妙に持て余しそうだ。伝統工芸の保存に協力したいと言っても、伝統工芸品を保存したいわけじゃないからさ、棚の奥とかに。ということで、店先にぶら下がっていた↓このバッグをお買い上げ。よし、これなら実用的だね。

黒(黒に近いグレー?)を選んだのは、甘口なのに辛口な雰囲気で町でも夏バッグに使いやすいかな?と思ったから。買うからには使う気まんまんです。

しっかりしたつくりだけど、プラスチックとかではなく、レースを編んでから固めてあるのだそう。

店で売ってる状態では中の袋が無かった(お店によっては、中の袋もつけて売ってるのかなぁ?)から、自分で大きな巾着袋を調達。無難に生成りにしてみたけど、水色とかでもさわやか要素が追加されて夏仕様になるかも?

ただし、ひとつ重要な注意点が…

肩からかけて持つ場合、シフォン地などの透け感(←女性誌風な表現)のある薄い素材やニット系のほつれやすい素材の服との相性が悪く、服の腰のあたり(バッグの底が当たるところ)の布地がぼろぼろにほつれる場合があるので要注意!!

特に最初のうち、バッグの表面が少し擦れて滑らかになってくるまで(?)は丈夫な素材の服とか傷んでも良いような服とあわせて、なるべく長時間の持ち歩きは避けることをお勧めしておきます。

ということで、夏の間、いろいろな人との会話のネタを提供してくれるこのバッグ。このプチプライスでこんなに注目してもらえるんだから、ル・ピュイ・アン・ヴレのお土産として要チェックです!!