そうです。アーティチョークです。フランス語ではアーティショー (Artichaut) といい、日本名では朝鮮あざみといいます。
マルシェやスーパーの野菜売り場でよく見かけるものの、なにしろ日本で食べたことが無かったので食べ方がよくわからず何年もの間スルーしていたけれど、相方と知り合った頃に教わってようやく私の食生活にもたらされた野菜です。
いろいろ食べ方はあるかと思いますが、ここでは家庭での前菜用にシンプル&カジュアルに行きます。
2. 水をたっぷり張った大きな鍋にアーティチョークを入れて、ふたをしてそのまま1時間ほど茹でる。
3. 茹で上がったら取り出して冷水にしばらく浸し、水をきって出来上がり。
ドレッシングはもちろんお好みのものでOKですが、個人的にはクリーミーなものよりしょうゆベースなどのさっぱりしたドレッシングが合うように思います。手軽に作れるドレッシングの一例をを参考までに・・・。
バルサミコ酢: 大さじ3
オリーブ油: 大さじ3
レモン汁、刻んだバジル、塩、コショウ: 適量
どうやって食べれば良い?
こうやって出されて「召し上がれ」と言われても、さて、どうやって食べるかが問題です。写真はクリックで拡大できます。
第1段階: 外側から一枚ずつはがしては根元の白くて柔らかい部分をドレッシングに浸しながら食べる。下の歯で表面を擦り取るようなイメージ(?)。
第2段階: 内側に行くにつれてだんだん薄く柔らかくなっていき、ちまちま食べるのが面倒くさくなるのですが、最後のほうはがばっとまとめて外せます。
第3段階: 上の写真の右側に見える毛のようなものは取り除き、残った部分を食べやすい大きさに切ってドレッシングをつけて食べる。ちなみに、レストランなどではこの部分のみが料理として供されます。
味は違うけれど、なぜか、枝豆を食べているときのような感覚に陥るのは私だけでしょうか。前菜などに試してみてください。