新学期が始まると急に秋の雰囲気。8月いっぱいは夏っぽくても9月になると秋の空という感じがする。まだ昼間は若干暑いものの、朝なんか肌寒いくらい。

新学期とともにやってくるのがもじゃもじゃうさぎ(の中の人)の誕生日です。

今年は、リヨンに二本しかない高層ビルのうちのひとつ、「鉛筆タワー」の32階にあるレストラン CELEST で、夕焼け&夜景ディナーを楽しんできた。

リヨンの夜景ディナーといえば、星付きの Les Terrasses de Lyon などの、フルヴィエールの丘の眺望系レストランとか、クロワルースの丘の中腹にある Maison Villemanzy とか、いずれにしてもリヨンの2本の高層ビルを眺めるイメージだったんだけど、反対側から眺めるという手があったのよね。しかも、こんなわかりやすい場所に。

さて、直通エレベーターで一気に32階へ。

モダンなインテリアのレストランは西側に面しているので、ここから見える夜景は町の中心プレスキルやフルヴィエールの丘。アペリティフを片手にフルヴィエールの丘に沈んでいく夕日を眺めても良いね(とか言って写真はノンアルコール・カクテル…でも、いろいろな風味のハーモニーでおいしかった)。

星付きレストランではないですが、料理の方も悪くないですよ。

コースの最後ちょっと苦しかったけど、とてもおいしくいただけました。コースの各お料理に合ったグラスワインがその都度一緒にサービスされるというオプションもあるから、ワイン選びに迷う必要も無し。

金曜夜限定のサービス

金曜日の夜は、3歳から12歳の子供をお食事とアクティビティ(おねんねも含め)付きで別室で預かってくれるというサービスがあるらしい。子供がいても夫婦で夜景なんか眺めてロマンチックディナーを楽しみたい、というフランス的な需要を満たしてくれるサービスです。

ただし、さっきから夜景夜景って言ってるんだけど、ここはリヨン。ニューヨークみたいなのを想像してはだめよ。

何しろ高層ビルは2本しかない町だからやっぱりちょっと暗い。そして、首都パリだと、建物が低いながらもオレンジ色にきらきら輝くような華やかさがあるんだけど、そういう華やかさにもちょっと欠けるかも。でも、フルヴィエールの丘の聖堂やふもとの裁判所やサン・ジャン大聖堂のライトアップなんかが見えて素敵な景色です。

特にパールデュー周辺に宿泊している人は、徒歩で行ってリヨンの夜景を楽しめるので特におすすめです。

また、レストランの手前はバーになっているので、アペリティフとか、または別の場所での食事の後に一杯飲みに立ち寄っても楽しいかも。軽食もあります。バーの方は南~東向きなので、パールデュー駅や南の再開発地区や遠くの工場夜景みたいなのが見えますよ。

CELEST

129 rue Servient – 69003 Lyon

www.celest-bar-restaurant.com

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