Boro Hotel (ボロホテル) という、ニューヨーク旅行で泊ってたホテルのことを先日のリヨンの眺望系レストランの話を書きながら思い出した。
苦労したホテル探し
マンハッタンのホテル、高いよね…。あ、物理的にもなんだけど、ここでは値段の話ね。初め、高層ビルの「ロマンチックな夜景」系ホテルにするか、Airbnbの貸しアパートで「住んでる気分」系にするかすごく迷いました。
前者は部屋が低層階だったらつまらないじゃない?しかも、マンハッタンのホテル、世界じゅうからのクチコミも全体的に微妙。ま、人気都市の証拠なんだけどね。
後者も、良いなと思うアパートは予算面でホテルと良い勝負。お手頃価格だと、中には「住んでる気分」を通り越して、生活感あふれるものまで…。たしかに「住んでる気分」かもしれないけど、求めてるのはそういう事じゃないんだよね~。マリ・アントワネットが田舎「ふう」暮らしに憧れたけど、本物の田舎の農民の暮らしには興味が無かったのと似たようなものかな?
というわけで、悩んだ挙句に最終的に決まったテーマは、「マンハッタン・スカイライン系」。こうして候補に挙がったのが、ボロホテルです。
どんなホテル?
ボロホテルって、「ぼろホテル」ではないよ。ボロホテル (Boro Hotel) っていう名前のホテル。マンハッタンの対岸のクィーンズにある、ぼろいどころか、予約時にストリートビューで見たらまだ工事中の頃の画像だった新しめのホテルです。こうしてマンハッタン側指定で部屋を予約。反対側はただの郊外の眺望なので、部屋指定が重要です。
インダストリアルなインテリアに、大きな窓からはマンハッタンのスカイライン。近くにメトロ駅が複数あってマンハッタンまで1駅または2駅ととても便利です。
それから印象的なのが、ベッドの驚異的な寝心地の良さ。ニューヨークを旅行した人は「すごい歩いて毎晩へとへとだった」って人が多い(はい、私たちも…)ようですが、毎晩疲れて帰ってきたら、快適なベッドに転がってマンハッタンの夜景を一望できるわけです。で、朝までぐっすり快眠。カーテンにリモコンがあれば最高なんだけどね(←なまけ者)。
ホテルにはレストランとバーが併設されています。
このレストランのハンバーガー、案外気に入って、着いた日の夕食と帰る日の昼食に、2回も食べてしまったわ。
しいて欠点を挙げると…
駅からホテルまでの街並みは、危険とか柄悪いとまでは思わなかったけど、まあ、おしゃれとは言い難いですね。マンハッタンのあちこちで活躍するフードトラックやタクシーのガレージがあったりする舞台裏っぽい場所、といえばイメージしやすい?
それから部屋に冷蔵庫が無い。「飲み物はロビーのバーまで買いに来てね♡」ってことですね?私たちはそんなに不便を感じなかったけど、冷蔵庫がホテル選びの重要条件な人は要注意。
というわけで、今回のニューヨーク旅行気分を寝るまで盛り上げてくれた、なかなか良いホテルだったと思います。
Boro Hotel
38-28 27th St, Long Island City, NY 11101
http://www.borohotel.com/