この夏、日本は猛暑で大変なことになっているみたいですが、あちこち猛暑のようですね。建物の管理人いわく、祖国のポルトガルも45度とからしい。おかげで去年書いたこちらの記事がアクセス稼いでる。まあ、窓を開けるか閉めるか、迷うところなんですよね。

リヨンもけっこう暑いので、外での仕事があるときは炎天下だから水のペットボトル持参で、なるべく日陰を探して歩く。

でも、こんなときにいちばん不快な場所はメトロの電車の中。ある意味炎天下よりきつい。リヨンのメトロ、なんでエアコンないの?

そして外での仕事がない日。家にもエアコンが無いから、朝から雨戸を閉めて薄暗い中で仕事したりしてる。近所のショッピングセンター内のカフェとかで仕事するという手もあるけど、そこまで行く気がしない。水を飲んだり浴びたり、さらには昼休みに昼寝を取り入れたり…。夜も暑くて眠れないから変な時間に眠くなる悪循環。

暑い国が発展しにくいのもわかる気がするわ。やる気がしないもんね。

そんな中、リヨンも週末にかけて体温レベルに気温が上がると予報が出た先週金曜日の夕方、文字通り逃げるようにリヨンを脱出して、100㎞ほど離れたサヴォワの家へ。

サヴォワだって昼間は暑くてやる気がしないから、ひたすら湖水浴ね。(↓これは人がいない時だけど、実際にはけっこうにぎわってる。小さい湖だからちびっこ連れに便利?)

でも山だから夜になると気温が下がる点と、草地はアスファルトのように熱くない点が都会との大きな違い。少なくとも快適に眠れる…。

夜は満天の星空。そうそう、今話題の、地球の近くに来ている火星も。

ずっと都市部で育ってきたから滅多に見ることのなかった、満天の星空とか流れ星とか天の川とかが、今は割と身近な存在になっているのは本当にありがたいことです。週末の湖水浴と星空だけで、ちょっとしたバカンスに行った気分になれる…。

日曜日の夕方、帰る直前に急に台風のように風が吹き荒れて大雨が降ったんだけど、おかげで一気に気温が下がって快適になった。

雨上がりの夕焼けが美しい…。

でも雨が降った様子もないリヨンに着いたら、もうすぐ真夜中なのにまだ地面から熱気が立ち込めてて、都会の暑さが際立って感じられました。

 

 

…この記事を書いてたら、リヨンも夕立が始まって、ちょっと涼しくなった。

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