5月から6月にかけてがパリ(フランス全般)の最も良い季節なのですが、この時期はテニスの全仏オープン、ローラン・ギャロス(Roland Garros) の時期でもあります。まだ先の話のような感じですが、観戦を考えている人は、年が明けたくらいから気になり始めてるのではないでしょうか。
観戦したいけれど、チケットの取り方は・・・?という人もいるかもしれませんが、ローラン・ギャロスのオフィシャルサイト(仏・英語)でオンライン購入して、eチケットをプリントアウトして当日持参すればOKです。
本当に便利な時代になりましたね。といっても、とるのが難しいのは事実でしょう、特に決勝とか…。
アクセス、入場の流れ
ローラン・ギャロスはパリの西端ブローニュの森の一角にあり、メトロ10号線のPorte d’Auteuilか、メトロ9号線・10号線が交差するMichel-Ange-Molitorか、9号線のExelmansあたりが最寄りとなります。
10号線はこの辺り路線が一方通行と、ちょっと変なつくりになっており、パリの中心部から行く場合、行きはPorte d’Auteuilで下車し、帰りはMichel-Ange-Molitorを利用することになります。
さて、ローラン・ギャロスの入り口でeチケットを正式な入場券に交換して入場するわけですが、さすが国際イベント、お客の多さにもかかわらず入場までの流れがフランスとは思えないほどスムーズで、しかもスタッフが笑顔の美女揃いです。フランス人ですら、彼らのさわやかな笑顔と流れの速さに「外国にいるみたいだ」と驚く始末です。そういえば、入り口でチケットの本人確認が行われるので、パスポートや滞在許可証などを忘れずに持参しましょう。
いろいろな種類のチケットがありますが、私たちのものはベスト8の試合で第2コート以下のコートにアクセスできるチケットだったので、以下このチケットを前提とした説明になります。値段等についてはここでは省略します。
入場後は?
このチケットでは、第2コートの指定席を1日買っている形になっていますので、当日中はこの席への出入りが自由に出来ます(自由といっても、プレイ中はコートの入り口で待機です)。なのでここで行われる主要な試合を見たり、途中で抜けて別のコートで行われているダブルスやジュニアの試合を見に行ったり、お土産を見たり、敷地内を散歩したり、アイスを食べたりしながら一日過ごすような形になります。
服装とか
季節柄天気が良いことが多いのですが、昼間は半そでやノースリーブでも大丈夫そうでも座席によっては日陰になっている場合もありますし、日が傾いてくると(20時とかです)少し寒いかもしれませんので、一応羽織るものがあったほうが快適に観戦できるかと思います。また、陽射しが強めなので日焼け対策は必要でしょう。あ、でも日傘だとさすがにちょっと浮くかもしれません。
おまけ
ローラン・ギャロスの近くに長い間住んでいて、毎年その時期になると、近くに住んでいる間にいつか観戦に行きたいと思っていました。ようやく観戦のチャンスに恵まれたこの日は、別に狙ったわけではないですが、実はそのアパートを退去するほんの数日前でした。なんとか目標達成…。