バレストランドを出港したベルゲン (Bergen) 行きのフェリーはノルウェー最大のソグネフィヨルドを進んでいきます。フィヨルドを出ると今度は小さな島が次々と現れ、この景色の変化が見ものです。

そうこうしている間にフェリーは最終目的地に到着。年に266日は雨が降るという雨の町ベルゲン(Bergen)なのですが、なんと澄み渡る青空がお出迎え。

着いた日は晴れていて夕焼けとか見れた。

首都オスロとはまた違った雰囲気の味わい深い街並みです。

ベルゲン散策

翌日はベルゲン的なお天気。

まずは、朝からフロイエン(Fløyen)山の展望台へ向かうことにしていた。ケーブルカーで頂上まで行けます。でもその前に素敵な住宅地の坂道を上ったりしていたら、けっこう山の中腹まで来てしまった。せっかくだから一番上まで歩いて行けるかなと一瞬思って、すれ違った住人に聞いてみた。「歩いても上まで行けますよ」なんて言われたけど、ここはアウトドアの国ノルウェー。がっつり散歩したい人以外は真に受けない方がいいかもね(笑)。やはり途中で断念。途中からケーブルカーを使いました。

で、ここでベルゲンの街を一望できます。

山を下りたら港のそばの世界遺産ブリッゲン(Bryggen)地区へ。ハンザ同盟時代のカラフルな木造の倉庫建築とその間を通り抜ける細い通路が見どころです。建物の中はお土産屋さんなどが入っています。

そのあと、なんとなくうろうろしているうちに、だいたい中心部は一周できてしまうサイズの町です。

夕食に一応魚市場で鮭でも食べておこうという事に。え?鮭なんてどこでも食べれる?まあね、自宅の近所にも鮭の専門店があるわ。

まあ、でもノルウェーと言ったら鮭でしょ?ということで、前菜に牡蠣を少しだけ試食してから、ノルウェーご自慢の天然鮭を賞味。普通に鮭なんだけどね。切り身が大きかった。

ノルウェー人のファッションって?

最終日、時間が余ったから、お店でも物色しようと街をうろうろ。オスロでも思ったんだけど、スポーツ用品の店が多い。そして普通の洋服屋が少ない。よく見ると街行く人もスポーツファッション率が高いし。まあ、みんなスタイルが良いから似合ってるんだけどさ。

ノルウェーのお年頃の女子とか、ファッションに興味ないのかなぁ?…なんて疑問に思ったりしてしまうんだけど…。

彼女たちは決してファッションに興味がないんじゃなくて、きっと彼女たちにとってのファッションっていうのは、ナイキの新作とか、最新テクノロジーを駆使した撥水加工抜群のレインコートとか、そういう方面のファッションなんじゃないかと勝手に想像する始末。

たとえば、気になるあのイケメンと週末トレッキングするから、奮発して買った勝負用パーカーと、それとコーディネートしたトレッキングシューズを…とかそういう感じ?(妄想)

ノルウェー道

自宅用のお土産にこんな本を買ってみた。

かわいいイラスト入りで、ノルウェーの歴史や文化、ノルウェー人の生態について語った英語の本。これでノルウェーについて勉強しよう。

それから関係ないけど、評判通りノルウェー人はみんな英語が上手ね。子供の頃からしっかり教育されているのもあるんだろうけど、ゲームとか海外ドラマとか、たった600万人のためにわざわざノルウェー語に翻訳されないものも多そうだから、どうしても英語が必要なのかもしれないね。

まだまだ語りたいことはあるんだけど、一応「フランスであそぼう」というサイトだからいつまでもノルウェーであそんでいるわけにも行かないので、ノルウェー旅行記はこれで終了です。

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