最終更新日: 2026年5月21日

La Maison du chocolat_Parcours initiatique

この記事は2011年に La Maison du Chocolat のテイスティングセミナーに参加したときの記録を、現在の視点で書き直したものです。


フランスに住んで、チョコレートもただのお菓子ではなく風味や余韻を味わうものなのだと感じるようになった。

今日はそのきっかけとなった体験について久しぶりに思い出してみたいと思う。

以前 La Maison du chocolat では一般人向けにチョコレートセミナーが開かれていた。

チョコレートができる過程についてのうんちくを聞けるコース、お茶(マリアージフレールのお茶使用)やワイン(タイユヴァンのワインカーヴからチョイス)との相性を味わうコースなど…。興味深いプログラムが何種類か用意されていた。

私はチョコレートができる過程についてのプログラム “Tamanaco” に参加。

La Maison du Chocolat のテイスティングセミナーの思い出

場所はシャンゼリゼ近くの52 rue François 1er の La Maison du Chocolat のショップ。地下の部屋で8名ほど(?)のグループで約2時間にわたって行われた。

チョコレートの歴史や、生カカオからチョコレートができるまでの過程、La Maison du chocolat お得意のガナッシュの作り方など…。

生カカオの試食もあった。果実感が漂い、チョコレートとは全く異なる味。

また、説明の合間には6種類のチョコレートのテイスティングも。

最後に実演で出来立てのガナッシュの紙コップ詰めとマカロン、チョコレートの詰め合せをお持ち帰り。そんなチョコ尽くしの午後だった。

同じカカオ70%のチョコレートでも、カカオの産地により風味も異なる。酸味が効いていたり、渋い風味だったり…。

ワインのテイスティングにも似た雰囲気が印象的。

今は残念ながらこうしたセミナー形式のものは無さそう。代わりにときどきアトリエやイベントが行われている様子。

フランスのチョコレートって…

フランスのチョコレートには、芸術作品のようなものを感じる。ショコラティエの感性と職人技を駆使した作品。

チョコレートも料理やワインと同じように、味覚文化のひとつとして根付いている。

箱を開けるときもどこか特別な気分になるフランスのチョコレート。

フランスの名高いチョコレートを味わうとき、一粒一粒を余韻まで味わう時間そのものが贅沢という感じがする。

La Maison du Chocolat

52 rue François 1er 75008 Paris