受領証付き書留 (Lettre recommandée avec Avis de réception) の送り方を前回書きましたが、今回は受け取りについてです。

受領証付書留を受け取るということは、

1.  紛失したら困るもの
2. 「送付日」や「送付して受領された事実」が重要な書面
3.  絶対に対応してもらわないと困る要求

が送られてきている、ということです。

まず、受領証へのサインです。
配達人の指示通りにサインすればいいのですが、郵便局用の控え(一番上の黄色いページ)と差出人に返送される控え(複写の厚紙)とにサインをすることになります。

心当たりがあるものが送られる場合はいいのですが、心当たりがない書留が届くこともあるので、そういうときはちょっとどきどきします。

内容を見てもやはり心当たりが無かったり、誤って届いていそうな気がしたり(既に払ったはずの請求書の督促状とか…)しても、書留の場合は、受け取ったからには先方に問い合わせるなど何らかの対応をしたほうが良いです。
先方も無意味に書留で送っているわけではないので、ここで放っておくと後でよけいに面倒なことになったりしますので。

不在票を受け取ったら…

家に帰ったら不在票が入っていた。
この場合、

1. 不在票の入った当日中に、郵便局のサイトから再配達を依頼する。
2. 当日中に上の手続きができない場合は、指定された郵便局(最寄りの郵便局が不在票に記載されている)へ不在票と本人確認書類を持参して受け取る(郵便局では運転免許証は本人確認書類として拒否されるかも)

という方法があります。
本人が取りに行けないので代理人に取りに行ってもらう場合は、不在票裏面の「委任状」欄に記入・サインしたものと本人確認書類と、代理人の本人確認書類が必要になります。

法人の場合は、K-BIS(会社登録の証明)が必要になります。

なお、受取人不在の場合は郵便局に2週間保管された後は差出人に返送されますので、早めに取りに行きましょう。

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