フランスの5月は祝日満載なのですが、今年2015年は祝日が木曜や金曜にあたるので週末旅行が捗りました。
そんな週末を利用して、もじゃもじゃうさぎの未知の地方、オーヴェルニュへ行くことにしました。

というわけで3連休の前日の夜、仕事のあとリヨンから車に乗って脱出です。マルセイユ行のおひさま高速(A7)あたりは混んでいたのかもしれませんが、オーヴェルニュ行のA89には誰もいません。

夜の移動なのでこの日のホテルは都市部のほうが便利だろうということでクレルモンフェラン  (Clermont-Ferrand) に確保したのですが、寝るだけのために適当に確保したところ、覚悟はしていたものの想像以上に「はずれ」だったので詳細は省略します。

クレルモンフェランの灰色の空と黒いカテドラルと・・・

翌朝起きてみると何やら灰色の曇天が・・・。今日は歩く予定の日なのに、朝からモチベーションが下がります。

ま、今回の旅行のお目当ては山とはいえ、せっかくクレルモンフェランにいるので、とりあえず町の中心に寄ってみましょう。

この町は、タイヤメーカーのミシュランの町であるほか「人間は考える葦」でおなじみのブレーズ・パスカルの出身地でもあります。また、ローマ法王ウルバヌス2世が1095年の公会議(クレルモン公会議)で十字軍遠征を呼びかけたという歴史もある町です。ただ、工業都市なので観光という観点では地味めの町と言えるでしょう。

以下写真はすべて拡大できますので、ギャラリーでお楽しみください。

町の中心の黒いカテドラルをまず目指します。
クレルモンフェランのカテドラルは黒いのです。遠くから見るとどす黒いかたまりがそびえたって見えます。なぜ黒いのかというと、汚れているわけではなく近くのヴォルヴィック(Volvic)の火山による黒い石で建てられているからです。カテドラル以外にもこうした黒い建物があちこちに見られます。

形は「カテドラル」というかんじの、尖塔のそびえるゴシック建築なのですが、黒いというだけで一気に邪悪な迫力がみなぎるというか、別の意味でも「ゴシック」な風貌です。ビジュアル系の人とかが好みそう??

ちなみに中はけっこう広いです。

カテドラル見学を終えて外に出たら・・・雨が降っています。しかも本格的に。時計を見ると11時50分。旅先で雨、正午前。この条件で旅行をこのまま楽しむ方法といえば・・・

郷土料理を味わう

そうです。旅の重要なお楽しみの一つですが、これなら雨でも楽しめます。とはいっても本格的に雨が降っているので、あまり探し回る気力はありません。

「オーヴェルニュ料理」とか書いてあるレストランが目に入ったので、そこに即決しました。普通なら、観光の目玉のカテドラル正面にある郷土料理の店なんて、コテコテに狙いすぎなので警戒すべきところなのですが、今回ばかりは他の店と比較もせずそのまま入店です。

でもね、このお店、意外にもサービスが早くてけっこうおいしかったです。ポテ (Potée) という煮込み料理を注文したのですが、ボリュームたっぷりで温まりました。

お腹がいっぱいになったところで外に出てみると、雨が止んでいます。ちょっとは歩けそうな様子です。

さて、フランスの多くの地方都市は一見さえない感じの都市でも、旧市街という味わい深い一角が存在していたりするものですが、クレルモンフェランも例外ではありません。
ただし、祝日なので閉まっている店が多く、また店子のない空き店舗もけっこうある印象でした。

そうこうしている間に青空が垣間見えてきたので、カテドラル前の広場にある観光案内所で情報収集をしてから車に乗って山へ向かいます。

L’Oustagou
1 rue du Terrail
63000 Clermont-Ferrand
Tél: 04 73 90 72 01

 

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