ポルトガルって実はけっこう好きな国。ポルト (Porto) とサグレス (Sagres) 周辺しか行ったことがないけれど、どちらもとても気に入りました。
派手な見どころがたくさんあるわけではないけれど、雰囲気を楽しみながらのんびりしておいしいものを食べて…という、まったり系バカンスにおすすめです。
食べ物は、なんといっても魚介がおいしい!町の庶民派レストランのようなところに適当に入っても、だいたい満足できるおいしさ。普通に新鮮な焼き魚とごはんとか、海鮮雑炊みたいなのとか、日本人としてはうれしいお料理が目白押し。旅行中に日本食が恋しくならない珍しい国かも。あと、朝食だかおやつだかにパステル・デ・ナタ(エッグタルト)とか食べておけば大満足。
事前に必死になってレストランをリサーチとか予約とかしなくても(名店もあるでしょうから、もちろんしても良いけど)あまり外さないあたりも、無計画のまったり系バカンスにぴったりです。
ポルトガル第2の都市ポルト
今回は数日間のミニ・バカンスでポルトに行ったお話です。街並みは↓こんな感じ。大通りあり、小さな路地ありですが、全体的に坂道が多くて、けっこう上下に移動している感じ。都市なので交通機関もいろいろあるけれど、徒歩での散策も面白いです。
アズレージョと呼ばれるタイルの外壁が教会や駅の構内などあちこちで見られます。タイル壁全体で絵画作品のようになっているのもあるけど、柄タイルのかんじが、なんとなく「おばあさんの家のキッチンの壁」っぽくもある。ポルトの旧市街は世界遺産になっています。
ポルトの景色としては、ドウロ川に架かる高い橋の景色がおなじみですね。そんな中でも有名なドン・ルイス1世橋、下段は車道で上段はトラムが通っています。徒歩の場合、上下段とも歩道がありますが、上段の高さは395mあるので、高所恐怖症の人はへっぴり腰になるかも。ドウロ川に沿って、飲食店が並んでいます。5月のテラス席がさわやかで気持ちよかった。
そして、ポルトと言えば、↓これが楽しみな人が多いはず。
カーヴが並んでいるのは、ドウロ川の南側の対岸エリアです。