ニューヨークではこてこてに観光したので、もちろん「自由の女神」とか見に行ったわけですが、あの冠の中まで上がるには半年くらい前から予約しておかないと予約が取れない様子。というわけで、今回はシティパスに入っているリバティ島行きのクルージングで島まで渡って像を下から眺め、マンハッタンを遠くから眺めてくることにしましょう。ついでに、自由の女神とのセルフィに必死な世界の観光客を眺めるのもなかなか面白いですね。
この像はアメリカの独立100周年のお祝いにフランスから贈られたもので、オーギュスト・バルトルディ (Auguste Bartholdi) の作品。内部の構造部分はエッフェル塔でおなじみのギュスターヴ・エッフェル (Gustave Eiffel) が設計しています。フランスでパーツを作って大西洋を渡り、現地で組み立てたらしい。出来上がったのは独立100周年よりずいぶん後ですが。
リヨンに住んでいる身としては、テロー広場 (Place des Terreaux) のこれ↓と同じ作者の作品だと思うと胸が熱くなるわ。まあ、もともとはボルドー市のために作った物なんだけどね。
自由の女神よりはかなり地味な存在だけど、この噴水もなかなかの躍動感よ。ほら、画像をクリックして拡大して馬の鼻の部分をよく見てみて。
見事な鼻息でしょ?(この写真だと左2頭が見やすいかな?)。
パリにある自由の女神は、フランス革命100周年に在パリのアメリカ人がお礼に贈ってくれたもの。
ちなみに東京のお台場にあるものは、1998年から1999年にかけて、パリの自由の女神が1年間ほど貸し出されて設置されていた後、跡地に一応フランス政府公認で、フランスで作ったレプリカを設置したという経緯があります。ていうか、あれももう20年前の話なのね?早いなぁ。