2019年4月1日、リヨン滞在サポートサービスは5周年を迎えることができました。
少し前から、初期のお客様が帰国されたりするようになり、時の流れの速さを実感しています。まさに突っ走っている間に「え?5年もやってんの?よく続いてるな…」という感じです。多角経営ながら、フリーランスとして当初期待していた以上に色々な意味で成長を続けています。
滞在サポートの企画自体は古く(←妄想レベルでしたが)、パリに住み始めた2004年の年末頃、当時アパートをシェアしていたほぼ同世代の同居人と、同じような内容の妄想起業計画を熱く話し合ったりしていました。アパート探しの代行の方法とか妄想した記憶が…。
その後、縁あってフランスの損害保険業に従事し、約7年にわたり在仏の日本人のお客様から様々な相談を受けるようになります。保険なのでもちろん住居や車や医療などに絡んだ相談が中心ですが、ついでに生活上の色々な相談、現地就職などの人生相談、フランス人との恋愛相談などもあり、もはや何屋さんだかわからない状態に。
こうして一緒に色々調べたリしている間に蓄積した知識や保険での事故対応ノウハウが、今の滞在サポート業で単に通訳としてではない強みにつながっていくわけですが、当然それだけで商売として成り立つわけではなく、様々な人に支えられてきていることをここに記しておこうと思います。自分が忘れないためにも…。
サービスをご依頼いただいたお客様
- 「もじゃもじゃうさぎ」などと浮かれた名前を名乗ったサイトを見て、サービスをご依頼くださった勇気ある(?)皆様。
ただでさえネット上でどういう人かもわからないのに、しかもそれが「もじゃもじゃうさぎ」などと変な名称を名乗っている状態ですからね。もじゃもじゃした毛深いおっさんなのかなぁ…?とか、あれこれ想像しますよね。
そして、まじめな初回お問合せメールに「もじゃもじゃうさぎ様」などと書かせてしまい、やや心苦しいです。(「リヨン滞在サポートサービス」のサイトもあるのですが、趣味で始めた「もじゃもじゃうさぎ」のサイトのほうが古くからありアクセスも多いので、おかしな状態になっているわけです。お洒落ぶった「おフランス」サイトにならないための工夫(のつもり)だったのですが、もっとまじめな名前にしておけばよかった…)
- ご滞在中継続してサービスをご依頼いただいたり、お知り合いや後任の方などをご紹介いただいた皆様。
サービスを提供する側とはいえ、その都度お客様から多くのことを学ばせていただいております。
直接のお客様以外の在リヨンの日本人の皆様
- リヨンに移住後、地方都市だし仕事見つかるのかな…と不安だったとき、最初に「仕事を提供するから」とフリーランス登録を持ちかけてくれた友人。
- リヨンのガイド研修に何時間も時間を割いてくださったベテランガイドの方。
- ご自身が関係されている組織(翻訳会社とか旅行会社とか)に私を紹介してくださった通訳・翻訳業やガイドの皆様。
- その他、重要な人脈が広がる各種お仕事をご提供いただいた知人の皆様。
「新入りのくせに私の仕事取らないでっ!」となるケースもありうる中で、このように協力的な人々に囲まれていると、うまくいった暁には自分もそちら側のタイプでありたいと思うようになりますよね。
その他
- 最初は当然ながら収入が安定しませんでしたが、自立できるまで新たな試みを支えてくれたフランスの失業保険システム。
- 立ち上げのときに「始めるんだったら失業保険がある今がチャンスだから、失業保険がある間全力でやってみな」と背中を押してくれた相方。
このような皆様に日々支えられています。
皆様に厚く御礼申し上げますとともに、今後ともご愛顧、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
リヨン滞在サポートサービス