
フランスでマルシェを歩いていると、 季節ごとに少しずつ並ぶものが変わっていくのが楽しい。
特に何かを探しているわけではなくても、 ふと目に入る食材からその土地の空気や季節の流れを感じることがある。
ここでは、そんな市場で出会った食材たちを季節ごとに少しずつご紹介。
春の食材
モリーユ
春のきのことして知られるモリーユが市場に並び始めると、季節が動き出したことを感じさせてくれる。
乾燥きのこは1年じゅう見られるけれど、 フレッシュなものに出会うと少し特別な気持ちに。
モリーユがどんなきのこか、下処理の仕方、おいしいレシピはこちらの記事へどうぞ。
アーティチョーク
春から秋頃まで比較的長い期間楽しめる野菜。
マルシェの野菜スタンドでも目につきやすい印象的な姿に、「どうやって食べるの?」という人はこちらの記事を要チェック
夏の食材
夏が近づいてくると、マルシェの雰囲気も売り物の様子もにぎやかになって、見ているだけで楽しくなったり、張り切って料理をしたくなったりする。
さくらんぼ
ローランギャロス(テニス全仏オープン)の頃になるとさくらんぼが出回り、1か月ほどでマルシェから消えていく。
日も長くて夏に向かって盛り上がる、フランスの一番良い季節を感じるフルーツについてはこちら
パティソン
かぼちゃがつぶれたような、UFOのような面白い形のパティソンは夏になるとマルシェに登場。
このかわいい見た目も保ちつつ、おいしく楽しめるレシピはこちらから。
秋の食材
秋になって日も短くなってくると、森の気配を感じる食材が増えてくる。
シャントレル(アンズタケ)
一例として、秋に出て来るきのこの一つ、シャントレル(あんず茸)を使った魚料理のレシピを試してみよう。
冬の食材
冬は市場の雰囲気も少し落ち着いて、 温かい料理に合いそうな食材が並ぶようになる。
そして、冬と言えばチーズ料理の季節。
チーズ料理
寒い季節になると、 アルプスの山の中で食べるチーズ料理がより美味しく感じられる。スキーの後に雪景色と一緒に楽しむ時間は どこか特別なものに感じられる。
ちなみに現在在住中のスイスでは、チーズフォンデュは一年中。夜は涼しいことが多いので夏のテラスのフォンデュも悪くない。
サヴォワフォンデュvsスイスフォンデュについてはいつか記事にまとめてみるね。
ライチ
ライチ自体は夏のフルーツだけれど、フランス本土にいるとしっかり冬のフルーツ。
夏を迎える海外県のレユニオン島から12月に本土に届く「国産」のライチをチーズ料理のデザートなどに楽しもう。
マルシェという場所
こうした食材はマルシェに行くとごく自然に並んでいる。ぶらぶら散歩がてら見ているだけでも楽しい。
観光地として知られている市場もあればもう少し日常に近い落ち着いた市場もあって、 それぞれに違った空気がある。
たとえば、リヨン6区のマルシェ・テットドールについてはこちら。 → リヨン6区の Marché Tête d’Or (マルシェ・テットドール)攻略おすすめ6店!!
おわりに
こうして市場を歩いていると、 季節ごとに少しずつ並ぶものが変わっていって、 そのたびにこの土地の時間の流れを感じる。
そして、同じ食材でも、場所や季節が変わると少し違って見える。たとえば、地中海沿いのマルシェで見るかんきつ類。肌寒い秋のマルシェで見るかぼちゃ…。
旅先でもマルシェをのぞいてみたくなる秘密はこの辺にあるのかも。
















