なんかいきなりフランスぽくない写真のオンパレードですが、もう5年位前にギリシャのキクラデス諸島という新婚旅行でもおなじみのロマンチックな土地を女ふたり (カップルではない) で旅したときのことを書きます。

まずはミコノス(Mykonos) 島。情報が古いので、重要そうなところだけ。旅行時期は9月初めです。

首都アテネの海の玄関口、ピレウス(Piraeus) まで

ギリシャの首都アテネまで日本からの飛行機は直行便がありませんので、ヨーロッパの別の都市で乗り継ぐ形になります。同行者は日本から来るので、大体の到着時刻をあわせてアテネの空港の到着出口の前にある、アルファ・カフェで合流。

キクラデス諸島まで船で行く場合は空港からメトロで港町ピレウスへ行き、そこから船に乗ります。アテネの中心部のMonastiraki という駅で1回乗り換えがあるよ。

このメトロ、駅名がギリシャ語と英語とで順番に表示され、自動音声アナウンスが駅名を発音するという語学教材仕様なので、移動中にギリシャ文字の読み替えを勉強できます。ギリシャ語を知らない身にとっては、ほとんど解読の世界(?)なので、読めたときの達成感が印象的。

また、思っていたより色々清潔と言うか、整備されている印象なのは、オリンピックの時にがんばった成果かな?

船の出発は朝早いのでピレウスで前泊が良いでしょう。私たちも一度ピレウスのホテルに荷物を置いてから、アテネ市内を半日観光しました。

ピレウスの港は巨大です。前日に下見して位置関係を確認しておく、当日も時間にかなり余裕をもって港へ行くなどすることをおすすめします。前日に見ていたはずなのに、切符の引換所から波止場まで思いのほか遠くて、スーツケースを引きずって早朝の港をあわてて疾走するはめになりました。早朝の乗船前から汗だく。

船はキクラデス諸島の各島に寄り、ミコノス島は3つ目です。

ミコノス島のビーチ

ミコノス島でビーチといえば、エリアビーチ、パラダイスビーチ、スーパーパラダイス、といったところでしょうか。

ビーチはいずれも、パラソル付デッキチェアに自分で好きな場所をとると、係が気づき次第集金に来るシステムになっています。私たちの泊まったホテルの若い男子従業員 (ミコノス生まれミコノス育ち) のおすすめは華やかなエリアビーチでした。9月上旬、海の水は天気が良くてもちょっと冷たかったように思います。はい、11月の沖縄の海の方がよほど温かかった…。

白い路地散策

キクラデス諸島と言えば、これだよね?ミコノスタウンなどでイメージ通りの白い建物が並ぶ細い路地をうろうろ散策して楽しみましょう。ロバがいたり名物ペリカンがいたりします。

バスが島内を走っていますが、自然の景色を見に遠出したい人はスクーターなど借りても楽しいかもしれません。
真っ白の四角い建物は年に一度漆喰を塗り替えてメンテナンスをしているのだそう。

いたるところにチャペルがあるほか風車でも有名です。風車があるだけに風が強かったので、暖かい季節でも何か羽織るものがあると便利でしょう。

デロス (Delos)島観光

キクラデス諸島の中でも神聖な島とされている、すぐそばのデロス島にミコノス島から日帰りで遊びに行けるのですが、私たちは強風のため船が欠航し行けませんでした。残念。いつか行きたい。

デロス島への船は、ピレウスからフェリーで到着した大きな港ではなく、ミコノスタウン中心部の小さな港から出航します。上の1枚目の写真でいうと左側の港です。

おまけ

ホテルを「ツイン」で予約しておいたのに、前述のエリアビーチ好きな男子従業員がドヤ顔でダブルベッドの部屋に案内してくれました…。ごめんね、この島の特徴柄、気を利かせてくれたんだろうけどさ。付き合いの長い友達だけど、そこまで深い間柄ではないのよ…。

すぐ「予約通りツインにしてください」って頼んだんだけど、かえって「恥じらう大和撫子カップル」に見えたかも?

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