パリから1日遠足で行ける町モンタルジ(Montargis)。この町は、旧市街を水路がめぐっているのが特徴で、まあ、小ヴェニスとかそういう感じでしょうか。
アクセス方法
パリのGare de LyonからR線という電車に乗ります。フォンテーヌブローに行くときに乗る電車と一緒です。その電車の終点がモンタルジです。ただし、フォンテーヌブローと違ってモンタルジはイル・ド・フランス地方から出ますので切符を駅の券売機で買う場合は、在来線Transilienの青い券売機ではなくSNCF全線の黄色い券売機で購入する必要があります。
片道20ユーロ (2013年4月現在) で、朝10時過ぎとか11時過ぎの電車に乗れば1時間半ほどで到着して、水路を眺めて午後のひと時を楽しめるかと思います。あと本数は少ないですがパリのベルシー駅から出発する急行電車もあります。
町を散策
というわけで、水路とそれを渡る橋とをめぐりながらぶらぶらするというのがこの町の主な観光の方法と言えるでしょう。観光案内所の散策マップを見ながら、ここに載っている道筋どおりに進めば、水路と橋の見どころをくまなくめぐれ、観光が捗ります。
この手の、街並みそのものを売りにしている町や村というのは、えてして建物の窓辺や橋の欄干などあちこちにお花を飾って美しさを演出していたりするので、お花がないと街並みの美しさが発揮されない、というのはよくあることです。
春の到来が遅い今年、もじゃもじゃうさぎはちょっとフライングしてしまったようです。朝晴れていた空もモンタルジ到着時には曇り気味になっているし、けっこう寒いし・・・。到着早々テンションが下がりましたが、せっかく20ユーロ払ってはるばるやってきたので、できるだけ楽しむことにします。
まだ木々の緑やお花のあふれる街並みという感じではなかったので、今回はお花屋さんの店先のお花の写真でがまんしてみます。でも、オフシーズンの町や村を観光したときにこういう写真が混ざっているとアルバムがちょっと華やかになりませんか? または自ら派手な色の服で出かける、とか・・・?