初夏のプロヴァンス地方のサント・クロワ湖 (Lac de Sainte Croix) とヴェルドン渓谷 (Gorges du Verdon) へバカンスに行った話です。
まだパリに住んでいた頃、美しいターコイズブルーの湖とそこから伸びる鮮やかなグリーンの川をテレビで見てから、ずっとその驚きの青さに興味津々だったのですが、ついに訪れる機会がやってきました。
プロヴァンス地方って魅力的なんだけど車じゃないとアクセスしにくい場所が多いのよね…。
この湖も公共交通機関だけではたどりつけない様子なので、車がない人や遠方からの旅行者はエクサンプロヴァンスやマノスクといった町まで電車で行ってレンタカーを借りることになります(ちょっと運転は…という人もここであきらめず、旅のマッチングサイト “Traveloco” などで車を出してくれる現地在住者を探すのも一案です。こういう時にこそ旅人の強い味方のサイトです)。
いったいどんなところなんだろう?だってあの湖、異様に青いよ…とワクワクしながら例によってリヨンから南仏行きお日さま高速A7を南下です。
どんな湖?
まずは、湖の色と雰囲気を楽しんでね!
このサント・クロワ湖は、ヴェルドン渓谷を流れるヴェルドン川に1973年にできたダム湖で面積22km²。これによって、Les Salles sur Verdonという村が湖の底に沈み、村は湖畔に移転しています。バカンス地としても人気。…ということは、のんびり静かに過ごしたい人は、時期を選べるのなら夏は外した方が良いでしょう。私たちが行った6月初旬は、人はまだ多すぎず快適に過ごせました。ただ、プロヴァンスでぜひ見ておきたいラベンダー畑はまだ蕾。「あと2週間くらい」とのことでした。
ここまで来るだけでけっこう疲れますので、湖のとりあえずの楽しみ方は、湖畔をドライブまたは散策しながら驚きの青さに癒されることです。ビーチもあるので、ビーチでくつろいでも良いでしょう。青空が広がる日は湖がさらに青いよ。ドライブする場合、車道が一部湖からずいぶん離れた場所までそれていき、湖畔を車で「一周」はできません。
湖の青さを満喫したら次の記事でヴェルドン渓谷に入っていきましょう!
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