コロラド・プロヴァンサルの中を散策する

コロラド・プロヴァンサルを上から眺めたんだけど、もしかしたら何か面白いものを見逃しているかもしれないと思い、後日いちおう徒歩でも見学してみることにした。

駐車料金兼入場料のような感じで5ユーロを払って敷地に入る。コースは2種類で、コロラド・プロヴァンサルの真ん中を通って下から眺める40分の短いコースと、下から眺めたあと崖の上のほうも回ってちょっとしたハイキングになる2時間程度の大きなコース。ロングバージョンの方は自転車でも見たあの景色が見られるコースね。ロングコースを選ぶ場合は、山道を歩ける靴と飲み水を用意しておこう。

というわけで上からはもう見たので、今回は短いコースを選択。あちこち訪問予定で忙しい人や、あまりたくさん歩きたくない人はさくっと短いコースで。

うーん、でも40分の半分くらいは真ん中までアクセスするための林道なのよね。そして、最近は観光客が多すぎるからということで通れる道筋もかなり限定されてる。

ということで正直なところ、あっという間に見終ります笑。

オークルの色はかなり明るいベージュっぽい色から、オレンジ、赤、紫に近い色までニュアンスが豊富。

ちなみにこのコロラド・プロヴァンサルのオークルの崖は、色々な種類のオークル色の地層が美しいのは確かなんだけど、これは17世紀から1993年頃までオークルの採掘場だった場所で人工的に切り崩してきた山と自然を保護し観光地化したという場所。

だから本物のコロラドとはちょっといろいろ違うのですが、まあ、採掘場跡を大人気観光地に仕立て上げた組織のマーケティング能力に脱帽ですね。私もまんまとインスタ初投稿の写真に使ってるし。たしかに、オークル色と青空の色の感じが美しく、インスタ映えすると思う。

プロヴァンスで雄大な地球の景色を見たい人は、オークル色ではないけど、ヴェルドン渓谷あたりをじっくり見て回るのもおすすめです。

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