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Autoroute A12 Suisse

スイスは交通機関であちこち快適に行ける国。でも、山へ行くときや、時間の自由さや荷物のことを考えると車も捨てがたい。

我が家もなんだかんだで車で出かけることが多い。

そこで今日は、スイスの高速道路を走る際に知っておきたい基本の注意点5点をまとめておくよ。

1. 高速道路ステッカー(Vignette /ヴィニェット)

スイスでは高速道路を通行するのに年40スイスフランのステッカーが必要。一日ステッカーや一か月ステッカーなどは存在しない。

だから、以前フランスのサヴォワからジュネーブ空港へ行くときなどに、国境からジュネーブ空港までちょっと通るだけなのに高いなぁ…と思ったものだ。

たしかに短距離でも一度通るだけで40フランかかると思うと、高額かも。

でも、このステッカーを買えば基本的に1年間(翌1月31日まで)スイスじゅうの道を走り放題。居住者にとってはスイスの高速道路は安い上に料金所要らずで快適ということになる。今となってはフランスの高速道路のほうがよほど高く感じる…。

このステッカー、近隣国から来る場合は国境の窓口や国境近くのガソリンスタンドなどでも買えるけれど、オンラインでe-vignetteを購入すると車に貼り付ける必要もなく便利だよ(購入時に車の登録番号が必要)。

レンタカーの場合はスイスで借りれば基本ステッカーもレンタルに含まれているはず。

e-vignette.ch

E-Vignetteは公式サイトから購入を

E-Vignetteをネットで検索すると、購入を代行する(?)割高の民間サイトも表示される。しかも公式サイトより上に表示されたりするので気をつけてね。

スイスのE-Vignetteの公式価格は40スイスフラン。購入する場合は、スイス連邦政府の公式サイトから買うのが安心です。

スイス連邦の公式サイトはこちら → www.e-vignette.ch

メニューから一番左の、e-vignetteを選ぶと購入画面が表示される。車両カテゴリ(普通の車はVéhicule automobile)、登録国を選択、車両登録番号を2回入力して次のページに進み、40フラン支払って購入。

2. 高速道路の標識は「緑」

Panneau autoroute suisse

日本から直接スイスに行った人は「高速道路=緑の標識」は日本でもおなじみだけれど、フランスやドイツなど高速道路の標識が「青」の近隣国に住んでいる人や国境をまたいで周遊する人は要注意(ちなみにイタリアは「緑」。グリーン派の国、ブルー派の国ともそれなりに存在してややこしい。特に周遊する人は行き先でのルールを要確認)。

先日、上記の高速道路ステッカーを買わずに一般道だけ使うつもりでフランスからスイスに遊びに来たフランス人が、(頭では分かっていたけれど)途中でうっかりフランスと同じ調子で緑の標識をたどって高速道路に入りそうになった…と話していた。

しかも料金所が無いために高速道路にそのまま侵入できてしまうので気をつけよう(200スイスフランの罰金対象)。

3. 制限速度と「黒斜線」の標識

スイスの高速道路の最高速度は120km/h。

以下、場所によって、100km/h、80km/h、60km/h(工事中など…) となっている。

たとえば、100km/hの区間が終わって、120km/h で走ってよくなるときは「120」という標識が現れるわけではなく、たいていは「黒斜線」の標識が現れる。

Panneau fin de limitation

これは「これまでの制限を解除」という意味なので、これまでの100km/h が解除された(=120km/hに戻る)ことになる。

オービスも多く、違反の罰金もびっくりするくらい高額になることもある模様。交通ルールはきちんと守ろう。

そして意外と速度標識が少ない印象。見逃すと次の速度標識がなかなか現れなかったりする。

ただ、ありがたいことにだいたい皆速度を守っているので、やたらと自分だけ追い越したり追い越されたりしていたら、自分の速度がおかしいことにすぐ気づくかも。

4. 右側通行

まぁ、これはご存知の人が多いと思うけれど、スイスも多くの国と同様右側通行。日本とは逆です。

左側が追越車線。追い越しが完了したら右に戻ろう。

5. 渋滞時に緊急車両用の通路を空けておく

スイスに来たばかりのある夜、高速の渋滞にはまった。そのとき、2つの車線の間に大きな隙間が通路のように空いているのが見えた。

緊急車両に気づいたら端に寄るのはわりとおなじみの光景だけれど、緊急車両が通る気配もない。

「何てきちんとした人たちなの?」とびっくりしたものだ。

この通路のことを Couloir de secours (Rettungsgasse / レッティングスガッセ)という。渋滞時は緊急車両が通るときにあわてて端に寄るのではなく、渋滞になった時点で緊急車両の気配が無くてもあらかじめ道をあけておくのが2021年以降義務になっている。

「きちんとしている」というか、一応義務だったのね。

まとめ

スイスは全体的に運転しやすいと感じる人が多いと思う(山の方に行くときれいに整備されているわりに道幅だけ異様に狭い厄介な場所もある…)。

ただ、周辺国とルールが違う点もあったり、違反に厳しかったり…。上の注意点、その他のルールを確認して安全運転で美しい景色を満喫しに行こう。

スイスを車で旅するなら…

快適な鉄道で有名なスイスですが、交通機関では行きにくい山や村、絶景スポットをめぐるとき、また荷物が多いとき、電車の時間を気にせず自由に動きたいときなどはやはり車が便利です。

レンタカーの料金やサービスや保険の内容はレンタカー会社によって異なるため、予約前に比較しておくと安心ですよ。

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