Pérouges

リヨンからパスを利用してぺルージュ (Pérouges) へ行ってみました。
このバス、ベルクール広場からローヌ川のほうへ行ったところにある橋、Pont de Guillotièreのバス停から出発し、CordelierとHôtel de Villeを通るということなので、自宅のそばからぺルージュまで2€で直行なんだったらちょっと行ってみようと思い、霧の濃いある日行ってみることにしました。

11時00分始発で7-8分頃Hôtel de Villeを通るバスで行ってみます。時刻表はこちらです。

バス停はどこ?

バスは、リヨンと近郊を運行するTCLではなくて、Philibert社という会社が運行する132番バスで終点はBourg en Bresseです。

さて、Hôtel de Villeのどのバス停から乗れるのかなぁ・・・とバス停を探すのですが、それらしきバス停には171番と表示されており、132番の表示はどこにもありません。どういうことかね、 とちょっと調べてみたところ、171番バスの延長バージョンが132番のようなので、ローヌ川沿いの171番バスの停留所に来るBourg en Bresse行きのバスに乗れば大丈夫です。リヨン市内ではバス停はTCLのバス停と同じものを使っています。CordelierやHôtel de Villeなど途中のバス停から乗る人はスルーされないように、バスが近づいたら合図しましょう。

切符はバスの中で「ぺルージュまで」と言って購入。下車するバス停が不安な場合は、運転手に「ぺルージュに着くとき教えてください」と頼んでおけば、着いたときに「ぺルージュ!」と大声で教えてくれます。

ところで、自宅からは青空が見えていたのにローヌ川にはもやがかかってリヨンの街並みが妙に幻想的です。天気はこのあと良くなるとのことですが、バスは霧の濃いほうへ進んでいきます。もやのかかったぺルージュか・・・これはこれで風情があって良いかもね。

ぺルージュのバス停から中世村まで

このバスは長距離の路線バスで、上の時刻表では省略されているあちこちのバス停に停まるので、ぺルージュまでは1時間ちょっとかかります。けっこうダラダラと長い道のりですのでご了承を。ぺルージュ最寄りのバス停の名前は「Meximieux/Pérouges Gendarmerie」というところです。

バスを降りてちょっと見回すと、バスの進行方向にMeximieuxの町の入口の標識と、左折する上り坂のところに「ぺルージュ1.5Km」と書かれた大きな標識が見つかりますので、坂を上っていきます。「えー、1.5kmも歩くの?」と面倒くさい気持ちでいっぱいになったみなさん、1.5kmは車の場合で、歩行者は途中左の写真の「フランスで最も美しい村」の看板のところで右側の小道に入りショートカットできるので、1.5Kmもありませんのでご心配なく。

バス停から10分か15分くらいで到着です。ギャラリー最初の写真が村の入口です。村には2つ入口がありますが今回到着するのはPorte d’en Basというほうの入口です。

着いたら12時半とかなので、お店は昼休みに入ってひっそりしています。到着早々ランチにしても良いでしょうし、あえて静かな村を散策しても良いでしょう。

村については、こちらの記事をどうぞ。

帰りは、15時45分のバスに乗って17時頃リヨンHôtel de Villeに着きました。ランチやお茶をしたり中世博物館を見たりお店を物色したりしてゆっくりすごしても、このくらいのスケジュールでじゅうぶんに楽しめるサイズの村です。
ぺルージュのバス停のそばにはスーパーのCarrefour Marketがあります。角地になっていて、その角を右に曲がってAvenue de Verdunを道なりに進んでいくと国鉄駅方面へ行けますので、曜日や時間帯によってバスにするか電車にするか決めるのも良いでしょう。電車はリヨン・パールデュー駅発着です。

クリスマスのぺルージュ写真集

というわけで、以下はクリスマスの装いのぺルージュの写真集です。 

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Pérouges (ペルージュ) 45.903300, 5.179310 Pérouges (ペルージュ) 2€バスで行くペルージュ
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