以前の記事にも書いた通り、引越しの際にキッチンの家電をすべて新調しガスコンロ (フランス語では Gazinière といいます) なんかも購入したのですが、わが家のまっ白に輝くガス台は・・・

 

 

 

 

 

チャッカマン(は登録商標なので「類似品」と言うべきですね)で点火する方式です。

ガス中毒を連想させる「シューーーッ」という音にチャッカマン(の類似品)を近づけると「ボッ」という音を立てて火がつくタイプなのです。たまに勢いよくついたりしてびっくりすることもあります。

日本ではもちろん、フランスに来てからも電熱コンロか自動的に火がつくガスコンロがすでに設置されている部屋にしか住んだことが無かったし、相方も同様だったため、テーブルの上で使う小型のガスコンロはともかくキッチンに設置するタイプのもので、いまどきそんなガスコンロが存在するという発想すらなく、特に「マッチやライターが必要」ということも明記されていなかったので、お手頃価格のガスコンロを適当に購入した結果なのでした。何と配送、取付後に担当者に「ちゃんと火がつくか確認したいのでライターを貸してください」と言われて初めて知ったというありさまです。

フランスに住んで10年たってもまだカルチャーショックの余地がありありです・・・。ま、相方に至ってはフランス人なのに知らなかったので、カルチャーの問題でもないのかもしれませんけどね。

返品するかどうか迷ったので改めて家電屋のサイトをよくよく見ると、つまみを回すだけで火がつくタイプの場合には「Allumage “une main” (「ワンタッチ点火」みたいな感じ?)」とか「Allumage électronique(電気点火)」というような文言がわざわざ明記されているんです。で、値段もちょっと高くなる。さらに説明を読むと「Finies les allumettes!(マッチはもういりません!)」とか誇らしげに書いてあるし・・・。

これらの誇らしげな売り文句、日本人としてはフランスの夏の「ハイテクな」飲食店が店頭に得意げに掲げるご自慢表記「Salle climatisée (店内冷房完備)」と何か通じるものを感じさせられます。

こうしてカルチャーショックの不意打ちを受けたものの結局返品はせず、今日も「シューーーッ・・・ボッ」とやったりしているわけですが、フランスでガス台を購入しようと思っているみなさん、ワンタッチ点火にこだわる人は買う前によくチェックですよ!

 

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