2020年10月30日追記

先日リヨンの旧市街を歩いていたら、以前ご紹介したこの Bruno Saladino が旧市街の一等地に移転して、素敵なお店を構えてました。しばらく行っていない間に最新情報を逃してた…。なお、パティスリーはやめて、チョコレートに特化したお店としてリニューアルしたとのこと。

前のメトロ Foch 駅前から1本入った立地は穴場っぽい雰囲気だったんだけどね。家から遠くてなかなか行けない場所に移ってしまって個人的には残念だけど、陰ながら応援することにします。


最近はまっている Bruno Saladino というショコラティエ&パティシエをご紹介します。
もじゃもじゃうさぎはパリに住んでいたころ、ときどき La Maison du Chocolat のチョコレートをちょっとしたお楽しみに買って味わったりしていたのですが、リヨンに引越してから La Maison du Chocolatのかわりになるショコラティエが無いものかなぁ…と思っていました。有名どころではBernachonというお店もあるのですが…。

そんなある日、相方がチャリ通勤での通り道に気になる店があると言って、チョコレートやらミニケーキの詰め合わせやらを試し買いしてきたのですが、これが「あたり」でした。その後も取材と称していろいろ試してみた結果、記事化決定です。

チョコレート

Chocolats_Bruno Saladino_Lyon

ガナッシュ(クリームとチョコレートを混ぜたペースト)が得意のようで(そういえばメゾン・ド・ショコラもガナッシュが得意でしたね)、チョコレートの詰め合わせの小箱もすべて、いろいろな風味のガナッシュでした。100gで8€という良心的な価格も魅力です。

板チョコもあります。板チョコシリーズの「塩味」は微妙に塩が主張しすぎというか、塩の塊がぼこっと入っていたりしてわが家ではやや不評でしたが、基本的には板チョコもおいしいです。もじゃもじゃうさぎの「おいしいチョコレート欲」を満たしてくれるお店です。

ケーキ

このお店はパティスリーでもあるのでケーキ類も扱っています。ミニケーキの詰め合わせを試してみたところ、どれも軽くて食べやすく、「フランスのケーキって甘すぎるよね」というあっさり派の日本人にもおすすめです。

Bruno Saladino_Bûche de Noel

この詰め合わせがおいしかったので、クリスマスの Bûche de Noel もここで注文。Demoiselle Tatin という、キャラメルムースとキャラメリゼされたリンゴ、くるみのビスケットからできたケーキをチョイスしたのですが、やはりキャラメルという甘ったるそうなイメージに反してふんわりと軽くしつこくないムースにさっぱりとしたリンゴの風味で、ボリュームたっぷりのクリスマス料理の後にも楽しめる Bûche de Noel でした。

さらに味をしめて、ここはやはりガレット・デ・ロワも試食しなくては・・・ということで先週遅ればせながらガレット・デ・ロワを購入。これもなかなか美味でした。なお、このガレットは2015年の「リヨンのベスト・ガレット・デ・ロワ」で2位に輝いたとのことです。

Saladinoのアイスクリームというのもある。詳しくはこちらの記事でよろしく!

Pâtisserie-Chocolaterie Bruno Saladino
9 rue Tronchet 69006 Lyon

66b Rue Saint-Jean, 69005 Lyon

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