この冬も一家総出で雪山でホワイトクリスマス。

Bonneval sur Arc はかなりの豪雪地で、まだ12月なのに完全に雪に埋まった車の雪下ろしが1週間の滞在中に2回必要だったけど、クリスマス気分満載の素晴らしい場所。

スキー場なんだけど、スキーリゾートとして開発された村というよりは、もともとあった小さな山村の周辺にスキー場を作ってみました…という感じで、古くからある村 Vieux village と、貸しアパートや数軒のスキー用品屋(含レンタル)などが軒を連ねる新地区 Tralenta とから成り立っています。この二つの地区は中心部から中心部までで徒歩15分くらいかな?小型シャトルバスも巡回してるけど、散歩にもちょうど良い。
スキー滞在の場合はTralenta に宿をとって、アフタースキーなどに古い村に遊びに行く方が便利かもね。

新エリアとはいえ、景観や環境に気を使った山小屋スタイルの家が並んでいるため Tralenta だけでもけっこう美しい村で、スタイルは違うけど何となく木曽の宿場町を思い出したりする雰囲気。

私たちの宿は、建物前 (裏と言うべきか?) からスキーをはいて小道を進むだけでリフトまで行ける距離で、とても便利でした。

スキー場の基本情報

  • 標高: 1800m~3000m
  • 面積: スキーエリアは 78ha
  • リフト等: 11本
  • コース数: 27

スキー場としては小規模なので、本気でガンガン滑走したい人はすぐに飽きそうね。

ちびっこ連れとか、ちょっとだけスキーもしつつ雪見を楽しみながらまったり過ごしたい、といったのんびり型スキー滞在にちょうど良いです。というわけで、雪景色の美しい村とあわせて、家族総出(年齢層: 2歳半から69歳11か月まで)で過ごすクリスマスには、まさにぴったりでした。

まだシーズン初めのクリスマス時期でもたっぷりのパウダースノー。

びっくりするくらい吹雪いてる日もあった。ところが、去年のスキーの記事に書いた通り我が家のスキーは強化合宿だから、そんな吹雪でもノルマが…。「これ、まじで行くの?」って10回くらい聞いて、遠回しに行きたくないアピールをしたんだけど、悪い条件にも慣れろ…ということで課題が与えられた。窓から吹雪の中にかすかに見えるリフトは一応動いてるし。

なんだ、やっぱり我が家の場合は「のんびり型スキー滞在」じゃないじゃん…。

でも、おかげで変な度胸がつき、今年もスキー上達。この年になってスポーツが毎年上達するのが我ながらうける。

そういえば、リフトなどの設備が古くて若干乗り降りがしにくい印象はありました。

それから、Tir-Fesses (直訳は「尻引き」。日本語だとプラッターリフトっていうのね?)という、上からぶら下がってる円盤状のものを股に挟んで引きずられていく立ち乗りリフト。フランスのスキー場にやたらとあるこの乗り物が私は苦手で、これまでなるべく避けてきたんだけど、今回のスキー場は、3000m の山頂に行くのに、どうしてもこれに乗らないといけない。…ということで、今回これも克服しました。50度だか60度だかの壁を引きずられて上ったわ。

北向きのスキー場なので山頂以外はどこに行っても直射日光が当たる場所は無く、山頂も3000mだから日なたでも寒い寒い。だからこそ雪が豊富なのかな?

美しい村の様子は?

あの吹雪の滑走練習ノルマをこなした後、Vieux Villageにあったかいものを飲みに行った。

村は狭い通りが何本かある程度の小さな村で、広場の周辺に肉屋やパン屋(クリスマスケーキはここに注文!)やいくつかの飲食店、少し離れてチーズ&サヴォワ地方物産のお店があります。私も大好きなボーフォール (Beaufort)というチーズを作っている地域です。

Bonneval sur Arc の写真と言うと、この角度の写真をよく見かけるんだけど、確かにここがいちばんの「インスタ映え」スポットな気がする。インスタやってないけど。ということで、村の写真でおなじみのこのお店に入ることに。

この、Soupe aux fruits rougesというのは、ラズベリーなどベリー系の赤いフルーツで作ったホットワイン。程よい甘酸っぱさでおいしかった。
夜も素敵な感じでしょ?

村もスキー場も小さいので、宿泊施設も少ないです。クリスマスに行く場合、9月には予約しないと全て満室になるので要注意。

あと、この村には一応小さめのスーパーや食料品屋などはありますが、薬局が無いので救急用品や常備薬は忘れずに。

次はハイキングがてら夏景色も見に来たいな。1800mだから夏も涼しそう。